絶望の灰色

久しぶりに睡眠薬が切れて一睡も出来なかった、これは何回かある現象で特に連休とか貰うと医師がその曜日しかいないのと薬が30日以上出す事は出来ないからたまに切れるのである。

深夜2時くらいまではまだ正気を保てるんだけど深夜3時から4時までが本当に殺してほしいくらい気が狂いそうになる、生きている事を後悔するような不安、焦燥、そして睡眠が出来ないことの嫌悪。

その葛藤にじわじわと心が削られた後日が昇り丁度暗さと灯りのコントラストで天井が灰色に染まっていく。

俺は睡眠すら薬に頼らないといけないガラクタなのかと思い段々と青白くなる天井に吐き気を催す、これが絶望の灰色