ぶんかさい

この話を書いたか覚えてないんだけど改めて書きます、そう話を戻すと高校を中退して部屋で呼吸しながらぼーっとしていた秋くらいだった。

俗に言う引きこもりでなにもしていなかった、お金もないのでなにもしてなかった。

ある時ラインが来た、高校の同級生からだった 特に気にせず開いてみると文化祭の誘いだった。

「これは、ありえない。」

なぜなら陰キャで中退した俺なんかをなぜ煌びやかな文化祭に誘うのか、絶対馬鹿にするためだろうとかなんにせよ意図が分からなかった。

そして考えた。なにも行動せずいるよりかは批判や侮辱されてエネルギーに変えた方がよい……と、

適当に参加すると言ってその日は何もなく終わった、が寝てる時不安がいっぱいだった。

虐められるのかなとか馬鹿にされて帰されて終わるのかなとかやっぱり参加しないでバックレようまで考えてた。あまりにも異常だったので

 

 

そして文化祭当日、久しぶりの通学路を歩き学校の門を潜ろうとした。

その時、クラスメイトの大きな声が聞こえてきた

思わずきょとんとした。

「おー、はじ!元気だったか?チケット持ってる?」

「あ、うん……」

「久しぶりだぜ〜案外いないと寂しいもんだな!」

「え……」

あまりにも意外な対応、夢のようだった。

他のクラスに行っても可愛い女の子と写真撮って貰ったり なぜか男同士の打ち上げにも参加した。

結論から言うと世界は案外悪くないのかなって思えた。

 

 

でも今生きてるとわかる、悪くはないけど良くはない。

自分のような人間には生きづらいんだと……

ちなみに文化祭以降あまり話さず疎遠になりました、あとから風の噂で聴くと調子にのるか試してたとかどうだとか……

 

やっぱり世界は悪かった、まあそうだろうな