ハンニバル・レクター

小さい頃父親がハンニバルを見せてくれた、当時は内容が分からず「グロい!」としか思わなかった。

物心ついた頃父親が「羊たちの沈黙」を見せてくれた、ジョディ・フォスターが可愛かった。

その後「レッドドラゴン」を見た。

ハンニバル・ライジング」を見た。

僕は父親がまあまあ嫌いですが映画の趣味だけは合いました。論理的な話も出来ましたし………例えば映画はどんな映画でも2時間ちょいでまとめられてるから駄作はよっぽどな事がない限りないとか………

今日は僕が好きなキャラクター、レクター博士について語りたいと思います。

まあ適当なので間違ってたらごめんなさい、あと普通にネタバレします。

正直最初のイメージは変なおじさんだと思った、嗅覚も良すぎるし頭も良すぎるし絵もうまいし楽器も弾ける……なんだこのおっさん!って感じです。

でも作品を繰り返し見ることによって彼の事が分かるんですよ、なぜ人を食べるのか……。

なぜ人を躊躇なく殺せるのか。

これは彼が幼い時冷戦中、敗戦兵?って言うんですかね兵士に家に押し入られて一緒の共同生活になってご飯が尽きるんですよ。

その時兵士の目に入ったのがレクターの「妹」で妹を食べる事になりました(ここぶっちゃけきつくて覚えてない)

多分ここからレクターは何か壊れたんでしょうね……妹を殺された、とかではなく妹が自分の糧となって共に生きている。みたいな……

そして時は経ち、青年期。優秀な成績とかとってミス・ムラサキっていう女性に引き取られます。綺麗です。

多分恋心はないと思いますが食べたいとは思ってたんじゃないかなって……愛しいから食べたいというわけではなくレクターにとって食事ではなく人を食べるっていうのはその人と暮らすって感じなんじゃないかなって……

で、ある時ミス・ムラサキに露天商のおっさんがアジア人差別をして。

「おい、アジア人はアソコが横になっているって本当か?」と軽くセクハラをします。

まあハンニバルに殺されます、下品というかモラルが無いので。

これが憎めないというかハンニバルの好きな所なんですよ、どんなに立場が上であろうとも女性を侮辱するっていうのはモラルが無さすぎる行為なんじゃないかなって………

まあその後なんやかんやあって妹を殺した兵士たちに復讐します、ここ好き。

そしてー!レッドドラゴン!面白いけどレクターはあくまで助手なので割愛です。

そして……「羊たちの沈黙

これはマジで誇張抜きで20回は見てると思う。そのくらい好き、人間をここまで表せてる映画ってないんじゃないかってくらい……いい映画です……。

じゃなくて!レクターの話ですね!羊たちの沈黙のレクターは助手でありながらクラリスのカウンセラーになりつつ彼女の事を応援してるんですよ。これが恋っていうものなのか……と考えると違うと思うんですよね。それでいて食べたいほどの愛おしさとかでもないと思うんですよ……まるで、まるで天使に出会ったのかのような……知的好奇心がありながら天使と会話してるんですよ。

だとしたら最初のセクハラやら脅しは?ってなるんですけど、これは彼なりの無垢なのかのテストなんじゃないかってそしてテストの結果クラリスは無垢で純粋な天使に感じたんじゃ無いかと……

でもなんで天使に答えをすぐ与えないんだ!ってなりますけどそれはやっぱり逃走と天使の働きを見たかったんでは無いのかな……って、これはあくまではみくんの誇張解釈なのであしからず……。

その後、クラリス役が変わり「ハンニバル

彼の代表作になります。そして終わりです。

これは……レクター博士のいろんな気持ちが入ってるんだと思う、まあ容赦なく殺すのはちょっとどうかなー……って思うけど多分彼は、「ハンニバル・レクター」をしていたかったんじゃないかなって。

ストーリー的には極悪犯を捕まえたクラリスが落ちぶれてなんかいろいろ巻き込まれるって話です。クラリスが怖い!いろいろ追い込まれてるって感じです。親父の為に頑張らなくてはとか何かしらあったんでしょうかね?

そこにレクターがカウンセリングのように心配の手紙を書いて……

晩食会に誘います。

小説版では脳を食べてレクターと共感するって終わり方らしいですけど、映画ではレクターにこっち側に来て欲しいっていうクラリスの意思を感じましたね……まあ脳を食べたくないっていうのもありますけどクラリスハンニバルの事をレクター博士として救う、いや一緒に立ち直りたかったのかもしれないです。

でも逮捕出来ず、逃げられて……

終わりです、ドラマ版は知らないです。

こう書けば書くほどレクターっていいキャラだなって思います、確かに理不尽に殺すけど上品ですし……なんか魅力があるんですよね。

まあ、今度はSAWについても語ろうかなと思います。おやすみなさい😴